概要
弊社の事業は、建物付属設備である冷暖房設備・給排水設備ダクトや給水管をグラスウール等で被覆し、主に防露や熱絶縁の工事を行います。 これらの工程は、ほとんど手作業で行います。
人々の生活を取り巻く環境のなかの熱量・水・空気の調和と損失を防止する業務は、設備業には欠かせない主要な業務です。この熱絶縁工事業を、弊社は60年以上にわたり手掛けております。
これまでに培ったあらゆる実績を活かし、高い技術力をもって、高品質の熱絶縁工事を提供しております。
事例と工事内容
・建物内の快適空間をつくるための設備(ダクト・配管)の付帯工事で、熱損失を防ぎます。
・病院の手術室、工場内のクリーンルーム等の清浄度を維持するための工事を行います。
・劇場、放送局のスタジオ等遮音度をクリアするための工事を行います。
・熱源設備の高温(100℃~250℃)、低温(-20℃~10℃)部の熱損失を防止、及び周りの環境
を維持する工事を行います。
資材と作業内容
【資材】 | ||
配管の大きさに準ずるサイズがあり、使用する所によって材質が変わります。(グラスウール・スチロール他) |
筒状の物や板状の物があり、
アルミニウムや鉛を貼った物も使用します。
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工事を施工する際、アルミ鋲や専用の糊で固定したり、金網・針金・ポリテープ・粘着テープなども使用します。 |
色々なサイズのグラスウールやスチロールでできたカバーが、
常時50種類以上ストックされています。 |
配管に巻きやすいよう、背が割れています。 |
手前の材料は、アルミ貼りのクラフト紙やアルミガラスクロスなどの原反です。 |
【作業内容】 | ||
作業員が筒状に25m巻いてあるグラスウール(アルミニウム付)を、用途に合わせて裁断していきます。 |
貼る場所によってマイティーステップを利用します。 工場や倉庫など高い所では10m以上になる所もあります。 |
加工した保温材を巻いていきます。 |
天井丸ダクトの表面に貼られた保温材 |
天井配管の表面に貼られた 保温材 |
保温材を溶接機で接着します。 |